夏休み初日
今日から夏休み、既に、夏休みに入っている地元の小学校では、土手の草刈りなどが行われています。
ショベルカーも登場ですね。校庭に続く、周辺部の除染作業なのでしょう。
校庭に設置されている線量モニターの測定データは、設置されているLED表示版でも確認できますが、文科省の放射線モニタリング情報のホームページに定期的にデータが送信されて公開されています。土を削って除去した校庭は、約0.2μSv/hぐらいです。
コミュニティセンター付近の草っぱらに設置されている、線量モニターの測定データは、約0.5μSv/hぐらいです。おおよそ、この辺りは、これぐらいの線量なのだと思います。
私の個人的な見解では、生活する上で、特に気にしていることはありません。まあ、原発事故がなければ、現在の放射線量の約1/10程度だったわけなので、さらに、気にすることはなかったのでしょうが。
下のグラフは昨年3月26日にブログに掲載したものです。白河市の合同庁舎屋上で計測された放射線量ですが、震災直後のデータは、0.05μSv/h位でした。これが事故前の通常値だと考えられます。水蒸気爆発後の3月15日の21時に7.56μSv/hの最高値を記録した後、徐々に低下して、3月18日時点で2.6μSv/h辺りという状況でした。
平均値が1.0μSv/hとなった3月26日の通勤日記では、こんな試算をしていました。
http://shinkansen.la.coocan.jp/1103top.htm#0326
24時間屋外に居たとすれば、各日の平均データを24倍して積算した数字が積算の被爆量になるのだと思います。15日~25日で571.2μSvとなります。15日以前の平均値が0.06μSv/h、26日以降の平均値が1.0のままだったと仮定すると、2011年の年間で約7.400μSv=約7.4mSvとなります。
現在は0.5μSv/h位、後は、何らか手を加えない限り、長い間、このレベルが続くのだと思います。この地域の屋外で24時間365日過ごすと、年間で約4.4mSvってことになります。内部被ばくの話もあれけど、長くなるので、またの機会にしよう。
原子力規制委員会はどうなっているんだろう。野田政権が委員長候補している田中氏は、原子力ムラの人として、多くの反対の声が上がっているが、どうなるんだろう。この田中氏は、「活断層が新たに確認された原発は停止させ、40年廃炉ルールを厳格に適用する」とか言っているが本当だろうか? 関西電力の社長なんか、40年廃炉の根拠を示せとか、いけしゃあしゃあと言っている。
原子力依存度3つのケースでの試算なんかも、かなりお手盛りだし、一番依存度が高いケースでも電事連などは最低レベルだとか言っている。今のまま、何も変えずに、依存度だけ変えるんじゃなくて、変える為の、いろいろな努力をしてどうなるか、それぞれのケースでベストを尽くした上での、納得いく試算をして欲しい。いつまでも、湯水のように電気を使い続けるわけでもあるまいし。
それから、既に、山のように存在して行き場がなく溢れかねない、原発から出る放射性廃棄物の安全な処理方法についても、同時に議論、検討して欲しい。将来の為にと言うなら、消費税と同じぐらい政治生命をかけて、取り組んで欲しいけれど、自分の代では何もらない姿勢が見え見えだ。政治生命も長くないと悟っているのだろうか。
夏休み初日の楽しい気分で書くつもりが、大きく脱線してしまった。これぐらいにしておこう。
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