積算線量
4月22日0時以降、福島第一原発から半径20km圏内(赤色の円内)が警戒区域となり立ち入りが制限されるようになりました。半径20~30km圏内(赤色の円外~青色の円内)の屋内退避区域は解除され以下の2つの区域が新たに設定されました。
①計画的避難区域(オレンジ色の線で囲んだエリア、北西方面)
おおむね1ヶ月以内に区域外に計画的に避難する
②緊急時避難準備区域(黄色の線で囲んだエリア)
常に緊急時に屋内退避や避難が可能な準備をする
白河市で計測されている環境放射能の数字の推移を見ておりますが、どうやら 0.6μSv/hあたりで下げ止まりの感があります。このレベルがしばらく続いたとして3月15日から来年3月14日までの1年間の積算線量を試算してみると 6344μSv ≒ 6.3mSv になります。
上記の計画的避難区域を設定する際の判断基準が、事故後の1年間の積算線量が20mSvに達するおそれがあるかどうかというものでした。20の持つ意味合いはいろいろ解釈がありますが、20 と 6.3を比べると全然違うというよりは、そんなに違わないんじゃないのと思えてきます。
本日8現在の福島県内各地の測定値は↓な具合です。0.6μSv/hぐらいのレベルの白河で積算線量が6.3mSvになることを考えると、郡山市や福島市も20mSvにこそ達しないものの、かなり近いレベルまで行きそうだという感じがします。
今、白河に住んでいて、原発から80kmあまり離れているとか、20mSvに達しないとか、そういう気持ちではありません。今、原発の近くて、多くの不安と不利益を被っている福島県人と気持ちは同じです。
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