新幹線通勤の日々＋

twitterで呟いておりましたが、近況を、こちらにもアップします。

11日（金）の地震、経験したことのない大きな揺れに会社が倒壊するかもと覚悟しました。すぐさま地震の情報を確認、会社のPCからは接続できない twitter、Ustream等の情報は個人PCを立ち上げイーモバイル接続で情報収集を行いました。時間経過とともに被害の大きさ深刻さが分かってきました。被災地の皆様、家族や親戚の無事を祈るばかり。帰ることは早々に断念しておりました。

自力で帰宅できる人は帰宅してもらい、それ以外は帰る方向を確認の上、営業車に分乗して順次帰宅してもらいましたが、いかんせん、大混雑。横浜方面に向かった同僚は家に着いたのが翌日の朝４時半だったとか。私は、ダンボール箱を並べ、新聞を敷き詰めた上に、エアキャップを敷き、椅子を枕にしてコートをかけて寝ました。案外、寝心地は良かったです。

12日（土）は昼には、子供たちのところに合流、13日（日）は、宇都宮線、ごーどんさんの車、愛妻の迎えということで、16時前には我が家に帰りつきました。新白河駅はシャッターが降りて、復旧の見通しはたたないとの案内。

本日14日（月）は、朝から、業務用PCと個人PCを立ち上げ、会社関連のメール処理、部下への指示や依頼などをしつつ、個人PCで情報確認。Ｋ夫妻からお誘いいただき、ちゃぽランド（西郷村）の温泉へ、ガソリン節約の為に乗り合いで移動、災害対応として本日まで無料対応でした。愛妻は地震以来のお風呂となりました。

町内は断水していて復旧の見通しがついておりません。午後から、みさかMMCセンター駐車場にて川から汲んできた水をタンク二つに移したものをトイレ用水として配給しているのでサポートに行きました。感謝されると嬉しいですね。取りに来れない方のために軽トラでの巡回も行っておりますが、今日でガソリンが枯渇しかけており配布が難しくなってきました。元気のある人達は自分で汲みにこよう、手があるならサポートに回ろう、そう思うのでした。

少し前までは、蛇口をひねると水が出ていたんだよなと思うと、それが凄いことに思えます。これまで、簡単に蛇口に手を伸ばして水を出していました。断水している今、水の有り難さを再認識するとともに極限まで節水しています。まだ、給水サポートのお世話になっておりませんし、トイレ用水もいただいておりません。風呂にためた水を大事に大事に使っています。夫婦二人、すぐに水で流さなくたって良いじゃないかと。地震以降、これまで我が家を快適に暖めていたホットマンも稼働させておりません。車も乗っておりません。首都圏の皆様の節電の取り組みも凄いですね。日頃から、ここまではしなくても、この気持を忘れなかったら、良いですよねえと思ったのでした。

災害派遣の自衛隊の給水車、隊員の皆様、ありがとうございます。

町内2号公園にも地割れが発生。

土手側に大きく崩れています。

亀裂が発生して、これだけの段差が生じました。

土嚢袋に砂利を詰めて、ブルーシートの固定に運びます。

ブルーシートをかけて雨対策です。

亀裂が大きいので鉄パイプを渡して支えます。

夕方までに何とか応急処置を終えました。

明日はこちらの作業です。昼過ぎに、みさか集会所のホワイトボードに開始時刻が案内されます。

家族、親戚の安否確認ですが、11日夕方に、子供たちと連絡がつき、夜までに、父の無事、姉、妹の無事をを確認、会社の倒壊や家の被害はあったけれど。12日朝に、やっと愛妻との連絡がつく、伯母さん、叔母さん達も無事。13日に仙台市若林区の義弟一家の無事を知り、本日、石巻の義父母、義叔父の無事を知りました。石巻・渡波の安否は湖のようになっていて近づけなかったということで安否が確認できておりません。避難できたと信じたいです。

そして、福島原発がおさまることを祈るのみです。