今だから笑える2005年トホホな出来事
ブログ普及委員会「答えてブログ」の第一回テーマ「今だから笑える2005年トホホな出来事」について書いてみようと思います。
2005年のトホホな出来事は、7月15日(金)、銀座某店から始まりました。この日は、新幹線通勤仲間による楽しい暑気払いオフでした。暑い中、店に駆けつけるや、上着を脱いで腕まくり、楽しいひと時を、仲間たちと愉快に過ごしました。
新白河まで帰る自分の終電は、東京21:32発と早いため、いつもは、一次会のみで一足早く帰るのですが、この日は、とことん付き合うぞというノリでした(笑)。これが、トホホの始まりだったのかもしれません。
東京駅に移動しての2次会、小山・宇都宮・那須塩原組の終電に同乗して車中で3次会、宇都宮で降りて4次会、この頃には、酔いと睡魔で記憶が不確かになっておりました。何とか、ホテルに駆け込んで、ベッドで眠りに落ちました。
土曜の朝に、ホテルで目覚めてから、上着が無いことに気づきました。どうやら、銀座のお店でハンガーにかけたまま忘れてきてしまったようです。まあ、週明けにでも、取りに行けば良いだろうと気楽に考えました。でも、待てよ、確か、上着のポケットには、鍵束を入れていたはず。そこには、車の鍵もありました。
日曜の朝に、車で家内の実家石巻まで出かける予定がありました。ここ数年、車のスペアキーなど目にしたこともなく、ひょっとしたら、見つからないかもしれないと不安になりました。そこで、銀座のお店に電話を入れてみたのですが、開店時間までだいぶ間があり、誰も出ません。これは、もう、行ってみるしかないと決断して、宇都宮駅に向かいました。
おりしも、3連休初日とあって、上りの新幹線は大混雑です。二日酔いの体で人ごみの中に立つのは辛いものがありました。己の忘れ物を恨むしかありません。そうこうして、東京駅に到着、再び、お店に電話を入れてみました。今度は、繋がりましたが、上着の忘れ物などないとの返事でした。いや、絶対に店に忘れてきたはずなんだけどと言うと、今日のスタッフは前日のスタッフと総入れ替えなので、昨日の事情が分からないという話になった。そこで、後日、再確認してもらうことにして、その場は、引き下がるしかありませんでした。
なんとも、やりきれない気分の末に、自分は信じられない行動を取りました。東京駅南口の忘れ物センターに問い合わせてみたのです。銀座のお店に忘れた上着が、駅の忘れ物センターに届いているはずはないのですが、最終なすの号に忘れ物がなかったかどうか、尋ねてみたわけです。雲をもつかむような気持ちでした。
勿論、ありませんでした。係りの方が言うには、車庫で回収された場合は、データベースに登録されるのが、午後以降になるので、後でまた問い合わせをしてみてくれということでした。そんな気休めを言われてもなあと思いつつ、トホホな気分で、下りの新幹線で我が家に帰りました。
幸いに、家宅捜索の結果、車のスペアキーは見つかり、石巻へのお出かけも無事にすみました。
上着&鍵束の所在を確認できないまま、土・日・月と過ごした、三連休明けの火曜日、改めて銀座の店に確認の電話を入れてみました。やはり無いとのお返事(ガーン)。
そこで、忘れ物センターで教えてもらった、忘れ物問い合わせ窓口に電話を入れてみました。係の方がデータベースを検索した結果、那須塩原駅でグレーのジャケットが回収されているとの話でしたが、自分の上着は黒っぽいわけで、別物でした。
係の方から、名前とか入っていないのと聞かれましたが、名前は入れたり入れなかったりしているので、その上着に入っているのか分かりませんでした。でも、自分の上着なら、右ポケットに鍵束が入っているはずとだけ答えておきました。これ以上、ありえない上着に関して、皆さんの手を煩わせるのは申し訳ないと思い、諦めようと思ったのですが、係の方が、那須塩原駅と連絡を取ってみると言ってくれたので、連絡先を伝え電話を切りました。
それから、間もなく、電話がありました。右ポケットに鍵束が入った上着が発見されたとのことでした。いろいろ確認するうち、間違いなく自分のものであることが分かりました。そこで、忘れ物センターに、託送依頼書を提出して、着払いの宅配便で我が家まで送ってもらうことにしました。
こうして、上着と鍵束は無事に戻ってきました。自分の記憶も相当にいい加減なものでした。お店に忘れたと思っていた上着は、ずっと、自分で持ち歩いていたんですね。そして、新幹線の網棚に置き忘れたというのが事実だったようです。
お店の皆さん、そして、JR東日本の関係者の皆様、こんな良い加減なオヤジのために、本当にご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びいたします。
これが、2005トホホな出来事でした。今だから、笑っても良いですか?
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コメント
二日酔いの列車はこたえますね、そんな裏話があったとは知りませんでした。
不思議と電車が止ってしまう私の厄が移ったのかな?
投稿: dagaya | 2005.12.06 09:57
>dagayaさん
そんな裏話がありました。ところどころに、その痕跡を残してはいるのですが、全てを見ないと、繋がらないようになってます(笑)。まあ、今後は、気をつけます。
投稿: Mujina@新幹線 | 2005.12.07 08:08
あらぁ…大変でしたね!
でも無事に戻ってきたのはラッキーでしたね!
運がいいかも!!!(^_-)-☆
投稿: のぞりん☆彡 | 2005.12.12 05:49
無事に戻ってきて良かったです。本当に、新幹線での忘れ物は、みんな、戻ってきます(感謝)
投稿: Mujina@新幹線 | 2005.12.12 19:46
二日酔いするほど飲むなんて、ここ数年ないのですが
いつだったか、結構飲んだ日
”めがね””めがね”めがね”どーしよーなくしたーさー
と騒いでいた私に娘が”あね、おとー、かけてるさー(あのさ、おとうさん、めがねちゃんとかけてるけど)といわれたのは
良く覚えております。記憶をなくすというか、かけている感覚を
わすれてました。
投稿: うんたまぎるー | 2005.12.15 21:46
めがねをかけてないんですけど、身近で、そういう方、結構いますよ(笑)。あと、帽子を被っていながら、帽子を探す人とかねえ。
投稿: Mujina | 2005.12.24 10:44