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2005.01.09

運命(その8)

cunmei8
卒業までの一年間、Kさんとのお付き合いは続きました。途中、別れを切り出されたこともありましたが、東北人特有の粘りで持ちこたえた自分です。何で、そんなに頑張れたのか、今思うと不思議ですが。・・・乗り物と言えば自転車と一輪車しかない自分、彼女とのデートの範囲も狭いものでした。

そんな中、レンタカーを借りての初ドライブ先は、その7にも登場したお釜(笑)でした。今でも鮮明に覚えていますが、初夏の頃、標高が上がるに従い、濃くなるガスの中を走る車、まるで、雲の中を天に昇っていくような感じでした。・・・頂上には、雪も残り、初夏とは思えぬ寒さでした。濃いガスが風で流れ、一瞬、垣間見えたお釜のエメラルドグリーンの湖面は、彼女を感動させるに十分なものだったと思います。そして、彼女の手作りのお弁当を一緒に食べました。男なんて(少なくとも当時の自分は)、彼女の手作り弁当一つでコロリです。美味しかったんだよね。まさか、後に、半湯でのジャガイモを出したり、塩の分量を一桁間違えて、しょっぱくて食べられない栗きんとんを作る人だとは、思いもよりませんでした。まあ、フォローするわけじゃないけど、グラタンは絶品でした。今でも、グラタンが好きなのは、当時の味が忘れられないからだと思います。

そんな日々ではありましたが、自分は、時おり、卒業までの半年で答えを出せと言うけれど・・・のような心境になったこともありました。彼女の方にはなかったと思いますが・・・

そして、卒業も間近、我が下宿では追い出しコンパ(写真:中央で両手をひろげているのが自分)が開催されました。自分の出し物は、アルプスの少女ハイジ、彼女から借りたワンピースを着用して踊りました。当時、ザルではなくザルの目もない枠と呼ばれるほど、酒には強かったのですが、冷で一升以上も飲んで、後輩達とラインダンスなんぞやっていては、平常でいられるはずはありません。後に聞いた話によれば、11PM頃に寝る!と一言、言い残して、二階の自分の部屋に行って寝てしまったそうな。なんせ、目の前は真っ暗、視界もぐるんぐるん、もう終わっていました。あの急な階段、よくも、ころげ落ちずに部屋にたどりついたものです。そして、撃沈した自分。

しかし、それでは済まなかったのです。実は、夜の12時に彼女との約束があったのです。それは、スキーに行く約束でした。


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