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2005.01.08

運命(その7)

そうして、Kさんとの友達づきあいはスタートした。しかし、そんなに会った記憶がない。その頃の自分は、講義とバイトの合間をぬって自転車三昧をしていた頃である。Kさんと出会った10月は月間走行距離1860kmと、これまでの生涯の中で、最も自転車に乗った月だった。1日で353kmを走る山形県一周もした。お気に入りのお釜(勘違いしないでね)も何度か訪れたな。

そうこうするうちに、雪国の冬は、あっという間に訪れた。バイトを終えたKさんと待ち合わせをして、あることないことを語り合いながら、雪の中をとぼとぼ歩いて、門限のある寮まで送った記憶があるぐらいかなあ。そうして、長い冬も終わり春休みになると、彼女は、すぐに実家(宮城県石巻市)に帰省した。自分は、春休み最後に計画している自転車ツーリングのために、実家まで自転車で帰省した。当時、乗っていた自転車はロードマン、輪行できる仕様ではなかったので、とにかく走って移動するしかなかったのだ。

こうして、実家(福島県須賀川市)をスタートして下宿(山形県米沢市)にゴールする東北一周ツーリングは決行された。2日目の早朝、Kさんの帰省先である石巻市を通過した。短い時間であったが、Kさんが生まれ育った石巻の景色を心の中に焼き付けながら走ったように記憶している。

春休みが終わり、Kさんは短大2年生、自分は大学4年生、お互いに最終学年に入った。久しぶりの再会、話題は東北一周の土産話だったと思う。

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